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ヨガポーズ紹介:象のポーズ

更新日:2022年5月14日

ヨガの象のポーズとは?


全身の筋肉を使う、見た目はシンプルですが効果がたくさんある立位(立って行なう)のヨガポーズです。象の長い鼻を両手に見立て、伸ばしたり、前に倒すような動きを現わしています。

ヨガ経験のある方は、動物の名前にちなんだポーズ名が多いな〜と思ったことはありませんか?5000年前から存在するヨガは、動物の動きを表すポーズがたくさんあるのです。

今回はたくさんある動物名がついたポーズの中から、これからの時期にピッタリな象のポーズを紹介します!


象のポーズのやり方1

山のポーズで立ちましょう。

(山のポーズとは?

ヨガ基本の立ちポーズ:つま先を揃えて立ちます。踵の間は1cmスペースを空けましょう。重心は踵へ預けて、上半身の力は脱力し、顎を引きます。下半身はしっかり台地を捉えるイメージで立ちます。)


山のポーズから足と足の間にこぶしひとつスペースを作ります。両手をクロスしたら、そのまま軽く耳たぶをつまみます。(ピアスは外した方が良いですね)

右手は左の耳たぶ・左手は右の耳たぶをつまみますが、強く掴まなくて大丈夫です。

吸う息:耳たぶをつまんだまま、両肘を天上に向けて上体を引き上げて胸を伸ばします。

吐く息:ゆっくり上体を腰の高さまで下げて、そのまま前屈します。

吸う息:ゆっくりと上体を起こし、クロスしていた両手を入れ替えて反対側も行います。


軽減法:両手をクロスして手は肩に置き、上体を天上に引上げて、腰の高さまで上体を前屈させます。膝を伸ばしたまま行うのが辛い方は、膝を軽く曲げましょう。腕のクロスを入れ替えて反対側も行います。

注意点:眼圧が高い方・頭を下げるとクラクラしてしまう方は無理して下げないようにしましょう。



象のポーズのやり方2

体幹を更にしっかり使う象のポーズ

山のポーズから、両脚を腰幅より少し広く開き、手のひらを合せて押しあうように親指の先を眉間につけます。肘同士はくっつけたまま、膝をスクワットのように曲げていきます。尾骶骨が少し斜め後ろに向くように重心を落としましょう。

ポイント:上半身は肩甲骨を下げて、胸骨と肘を引き上げることで腕が象の鼻のように動くイメージで。視線は真正面を見つめながら下半身は大地に根をはるように、自信を感じましょう。

3−5呼吸したら膝を伸ばし、3回この動きを繰り返すことで、体幹をしっかり使えますよ。



象のポーズの効果

腰から前屈するので、腰の強化、腰痛予防になります。

耳鳴りの予防・改善などスッキリするポーズです。


象のポーズは低気圧の影響を受けやすい方におすすめのヨガポーズです!

耳たぶをつまみ深い呼吸を繰り返すことで、三半規管にアプローチができます。

全身をシンプルではありますが、深く後屈・前屈をすることでスッキリするので、モヤモヤした気分の時・お仕事の合間にも狭いスペースでサクッとできるこれから梅雨を迎える皆さまにおすすめのポーズですね!




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